× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 2009/08/14 夏コミ(東4レ44a:QUELO) 明日の夏コミですが、どうやら新刊が間に合いそうです。 あとちょろっと打って校正すれば本文は終わりです。 プリンターの調子が悪いので不安ですが、こいつがぶっ壊れない限りは大丈夫かと思われます。 タイトル「烈花」 某戦国武将ゲームの熱血赤わんこの「烈火あぁぁぁぁーーーっ!!!」から取ったわけではございませんのであしからず…嘘、とりました(笑) だって浮かんじゃったものはしょうがない(笑) 着物エロなので(着物である意味は殆どありませんが…)和っぽいタイトルにしたかったんですが、いろいろ漢字を思い浮かべていたところ、これが浮かんじゃってどうにもならなかったのでこれにしてしまいました。 八割方、ヤッてるだけの話です(笑) 10年後骸ヒバ、雲雀の襲い受けな感じのお話です。 雲雀がかなり淫乱になっちゃいました(笑) そして相変わらず性格に反してどシリアスです。 また文庫サイズのミニ本ですので、お粗末なものでございます。 まだこれから製本なのでアレですが、無事に発行できていたらお手に取ってやって下さいませ。 既刊は増刷していないので殆どありません。 新しいイラストはありませんが、ポストカードの無料配布はいつものように予定しています。 明日はHちゃんが不参加なので1人参加予定だったんですが、一般参加だったとある方をサークル証で釣って一緒に参加してもらえることになりました(笑) わーい、これで買い物行ける~♪(笑) 暑さにうだってぐだぐだになっているかとは思いますが、よろしければお立ち寄り下さい。 ちなみにお昼には帰ってしまうと思いますので、よろしくお願い致します。 ではでは今日はこのへんで。 製本頑張りたいと思います。 明日一般で参加される皆様、暑さ対策には充分気をつけて下さいね。 私も明後日は一般参加なので、体力温存で明日は省エネします(笑) 今回の私の本番は明後日です。 コマサコマサコマサコマサ……に、餓えてる(笑) (以下、「烈花」のサンプルです) 障子越しに差し込む淡い月明かりの中。 毒々しいまでに赤く染まる芥子の花の花弁が、微かな空気の振動に揺れていた。 一輪だけ。 無造作に、けれどまるで計算し尽されたように、海の底のような深緑の織部の器に生けられた花が重たげに首を擡げるその先には、鮮やかな緋色と墨を落としたような黒とが複雑に絡み合い、蠢いてはその形を変える姿が淡い月明かりの中に浮かんでいる。 そうして、 「ん……」 闇に溶けてしまいそうな甘やかな声が、一つ。 呼気と共に吐き出された声はしっとりと熱を帯びて、冷えた夜の空気の温度を僅かに上げた。 触れ合っている肌が熱い。 熱病に侵されているようなその感覚に、知らず、零れる吐息の数が増えるのを止められなくなる。 撃ち込まれた灼熱が内部で蠢く度に揺らめく腰は殆ど無意識で、それを迎え入れた後孔は既にもう、熟れ過ぎた果実の如くぐずぐずになって蕩けてしまいそうだった。 思い浮かぶのは割れた柘榴。 腐りかけた柿。 それから、堕ちて潰れた鮮やかな橙の枇杷。 甘ったるい匂いさえ鼻腔に感じそうで、愈々自分の体がおかしくなってきたのかと思えば、堪らずに笑いすら込み上げてくる。 「ふ……ぁ…はっ……」 穿たれる度に響き渡る淫靡な水音に、耳からも犯されているような錯覚さえ感じた。 こんな感じのお話です。エロ描写はこれから延々と(笑) |