観て来ました。
そして今日もまた5列目という良席。
お姉さまに言われましたが、当日券の席はきっと関係者向けなのですね。
今日は7番目でしたが、1番の人からずっと5列目でした。
何人かは補助席や後ろの席を選んでいたので私の順番でも5列目になり、今回は前回とは反対側で観て来ました。
そんなエリザベート2回目は古川トート。
井上トートとは全然違いました。
井上トートはまさに黄泉の帝王でしたが、古川トートは黄泉の若き王子といった感じでしょうか。
井上トートとは100歳くらい違う感じでした。
全く違うタイプなので観ていて面白かったですが、個人的には井上トートの方が好みです。
古川トートはとにかくスタイルが良くて見目麗しいですが、貴公子っぽい感じなので如何せん迫力に欠ける感じがします。
衣装もハードな井上トートと違って貴公子っぽいシンプルなデザインというのも影響していると思います。
死に引きずり込まれそうな感じはしませんでした。
エリザベートに恋した黄泉の若き王子で、まだその力を使いこなせず、なかなかエリザベートが手に入らないで苛立つ感じが顕著といった感じ。
井上トートはエリザベートを愛した黄泉の帝王で、自由自在に力を使って、エリザベートはいずれ手に入るという確信と自信に満ち溢れている感じ。
全く違うトートですね。
しかし古川トートの狂気の笑いとか、不意に見せる表情の不気味さは凄かったです。
綺麗な分、余計に不気味な感じがしました。
威風堂々とした井上トートと違って、不気味なトートという感じでした。
うーん、演じる役者によってこれだけ変わるのですからお芝居って面白いですね。
エリザベートやルキーニ、ルドルフも他の役者さんが演じるのを観てみたいです。
それにしても古川君のスタイルの良さと顔の小ささは凄かった。
小さい小さい思ったエリザベートや三浦君より更に小さくて別の人種みたいでした。
今日はトートが現れる通路側だったのですが、細いし頭ちっちゃいので近くなのに現実味が感じられないほど。
高野君の膝丸を見た時のように、近いのに顔が小さ過ぎてやたら遠く感じました。
古川トートは歌声も良かったです。
甘い甘い蠱惑的な歌声。
やはり黄泉の帝王というよりは若き王子かしら。
古川トートと三浦ルドルフの闇が広がるも良かったです。
三浦ルドルフの死を受け入れる直前の激しく懊惱する姿は迫真の演技で鳥肌が立ちました。
そしてトートダンサーは今日も麗しく、ルキーニが目の前で歌っているのにトートダンサーばかり見ていました。
トートとトートダンサーが好き過ぎてツラいです。
そしてそして、最終日までに当日券取れなかったらこれだけでも買いに行こうと思っていたパンフと城田トートのDVDを買ってしまいました。
今日だけで3万円くらい使いましたよ………。
城田トート、やはり好きです。
190センチの身長と体格だけで威圧感があり、若くても帝王感が半端ない。
3人の中では一番好みです。
男くさくて冷酷なのに時折無邪気な子供みたいな表情をするのが何だか堪りません。
そして人間を操って楽しんでいる感じがまた堪らない。
うーん、エリザベート面白いなあ。
井上トートももう1回観たい、古川トートも……いやもうさすがに行かないですけどね、多分。
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