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屠戮玄武の暮渓山。
川辺で水をくんでやると言われた藍湛の魏嬰を見つめる表情といったらもう。
完全に心を奪われた顔をしていますね。
隊列の1番後ろで歩みを合わせて並んで歩いてくれたり、水をくんでくれたり、川辺でも腕を支えてくれたり、弱っているときにあんなに優しくされて惹かれないわけがないですよね。
実際はひとめ惚れだったと思いますが、座学時代からやることなすこと気になって苛立って、けれど実力は認めていて、その後何となく行動を共にしてからの暮渓山。
優しくされた後に洞窟で2人きりの夜を過ごして決定的な瞬間は綿綿が好きなのか発言。
私が好いているのお前だが?何故そうなる?のあの顔の時に完全に自覚したのかなと思います。
というのは多分皆さん思っているのではないかししら。
雲深不知処を焼き討ちされ、脚を折られて精神的にも肉体的にも弱っているところに魏嬰だけが自らを顧みず優しく接してくれる。
そして紅葉の葉のことなど、少ない言葉で意思疎通が簡単に出来て思考が理解し合えるというのは凄く大事なことだと思います。
聡明な2人なら尚のこと、凡人とは会話も噛み合わないでしょう。
打てば響く会話というのは実に気持ちが良いもので、それが高尚なものではなくても知識の差があり過ぎると会話にならないですからね。
そんな相手が自分では考えもしないことを気付かせてくれる。
惹かれないわけがないですね。
全く違う2人が互いに惹かれ合うのも今までこういう相手に巡り合わなかったからではないでしょうか。
このあたりまでの藍湛は己の感情の意味をまだ理解しきれていなかったのかなと思います。
魏嬰が衣を脱ぐあたりや綿綿の話ではどちらかというと恋愛感情の方が強いように思います。
座学時代は幼い子供のような独占欲、思春期の恋愛感情、そして友情から知己としての強い想いへ……そんな感じで移り変わっていったのかなと。
座学時代から暮渓山も見たので藍湛の出番がないところを飛ばしてまたギスギス忘羨時期に入ります。
このあたりが一番好き。
何だかんだで私はやっぱり本編が好きなのでドラマばかりを見ています。
メイキングやコンサートは殆ど見ていません。
違うイメージがついてしまうのも嫌ですし、このシーンこうやって撮っていたのよねというのが出てくるとちょっと薄くなってしまう。
実際、ツイッターで見た裏話が頭に残ってしまって悲しいシーンが悲しくなくなってしまったのであまり見ないようにしています。
せっかくなので格好よく見たい。
不浄世で聶明玦の前から颯爽と身を翻す藍湛が好きです。
座学時代のプリプリしていたのも好きですが、怒りを露わにしたこのあたりの藍湛が堪りません。
そして19話の乱葬崗から不夜天あたりまでの藍湛の衣が一番好き。
キュッとしまった腰まわりから広がるたっぷりの布地を使った裾、絞った肩口から広がる優美な袖、そして肩のキリッとしたデザインが秀逸です。
藍湛はゆったりとして体の線が出ない外衣が多いので、腰まわりを絞ったデザインの衣が新鮮です。

それにしても今日は怠かった。
鼻が詰まったりずびずびなのもありますが、久しぶりに微熱が出て体が怠いのなんの。
ずっとぼんやりうとうとしていました。
この時期は大体いつも調子が悪くなるような気がします。
そういえば去年の今頃は帯状疱疹になったのでした。
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