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怖い絵展に行って来ました。
だいぶ前に見つけてからずっと楽しみにしていたもので、楽しみが過ぎて思わず初日に行ってしまいました。
案の定凄い人でしたが、思ったよりも展示数も多く、ビアズリーやルドンも見られて大満足です。
もうちょっとじっくり見たかったのですが、何しろ人が多くて絵に近付くまでが大変。
それでもやはり本物の名画を見ると高揚しますね。
しかもその名の通り、ゾワッとくるような妖しげな美しさや不気味さがある絵ばかりなので、余計に興奮してしまいます。
大嫌いな人混みにも負けず、たっぷりと名画を堪能してきました。
やはり美術展は良いですね。
今井さんや櫻井さんも行きそうな美術展ですけどどうかしら。
でもいつも思うのですが、美術展に今井さんや櫻井さんがいても絶対気付かないと思います。
そもそも絵を見に行っているので、まわりにどんな人がいるか意識することが無いのですよね。
知り合いがいても全く気付かなさそうです。
そんな今回の展示で一番印象的だったのが、ギュスターヴ=アドルフ・モッサの「飽食のセイレーン」と「彼女」
「飽食のセイレーン」は、写真右下の半人半鳥の絵。
こちらの画家は恥ずかしながら初めて知りましたが、ハマる人には凄くツボにくる絵だと思います。
とにかく可愛いらしい女性を描かれる方なのですね。
そして童顔に反した豊満な肉体が何とも蠱惑的。
ロリータふうのお人形のような目がぱっちりの少女の顔をしていながら、しかし描かれているのは残酷極まりない光景。
「彼女」は特に、頭にカラスや頭蓋骨、股間に黒猫、そして悩ましげな豊満な裸体の下におびただしい数の血まみれの死体の山という強烈な絵です。
あまりの可愛いらしさと残虐さに目が離せなくなってしまいました。
この彼女のおっぱいがまた魅力的で、男性ならずとも思わず手を伸ばしたくなるいやらしさです(笑)
そして大作「レディ・ジェーン・グレイの処刑」(写真左下)は見る者を圧倒する迫力と美しさ、切なさ、悲しさ、無情さを感じずにはいられません。
キルケー(写真左上)も美しくも残酷で素敵。
他にも有名な「夢魔」や、ムンクの「マドンナ」などなど、名画が沢山でした。
うーん、是非ともまたもっと人が少ない時間にゆっくり見たいものです。


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