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陳情令42話。
金光瑶がとにかく気持ち悪い。
この迫真の演技は確かに薛洋も敵わないと思うでしょう。
気持ち悪い、本当に気持ちが悪い。
しかし今回は忘羨が多めで嬉しい回でした。
金鱗台から逃げ出す時の忘羨が可愛い。
まるで花嫁の奪還のようです。
そして魏嬰を守る藍湛。
自分だけが悪役を引き受けようとする魏嬰に「違う」惑わされていないと即答する藍湛。
魏嬰と優しく名を呼んでからの「険しい道を突き進むのも悪くはない」の藍湛の言葉に思わず涙腺が崩壊しました。
そんな言葉と共に微笑まれたらそりゃ魏嬰も涙ぐみますよね。
不夜天で共に戦うことが出来なかったことを悔いていたからこその言葉ですね。
ここでまた同じことを繰り返すことは決してしないという藍湛の確固たる意思と強い覚悟が感じられます。
「愚問だ」という言葉がもう。
名声より何より魏嬰と共にあることを選んだのですね。
そして魏嬰の「やれ!」の声と共に2人で剣を振るう姿が最高に格好いい。
やっぱり知己だなと思います。
ただの恋情では無い男同士の関係が良いです。
それにしてもあれだけの人がいる中で何とも大胆な含光君。
完全に二人の世界でした。
そんな含光君に、あの男には敵わないという何処か嫉妬の表情を浮かべる江澄と、弟よ……という表情の曦臣と、何を見せられているのだろうかという表情の金光瑶。
緊迫した状況での突然のプロポーズ状態には驚かされました。
そして「お前だけが俺のそばにいる」ということに気付く魏嬰。
藍湛の想いが漸く伝わった瞬間ではないでしょうか。
本当にずっとずっと、どんな時もいつもそばにいたのは藍湛だけですものね。
生涯の知己であることをお互いに伝えあってお互いに想いが通じた素敵な回でした。
そして静室のシーン。
広い雲深不知処なら客間くらいいくらでもあるでしょうに、自らの寝床に寝かせる藍湛の愛を感じます。
ここの魏嬰の色気がやたら凄い。
乱れ髪にはだけた衣から覗くぺらっぺらの薄い胸。
びっくりするくらいぺらっぺらですが色気が凄い。
腹の傷を心配してのことですが、衣をめくり、腕を取って袖をめくり、藍湛も全く遠慮がありませんね。
曦臣の「困った弟だ」の言葉が好きです。
そう思いながらも何処か嬉しさもあるのだと思います。
そこまで魏嬰を信じている。
そんな友を得られたことが兄として嬉しいのではないでしょうか。
笛を吹く魏嬰とやたら距離感が近い藍湛。
その距離は笛を吹くには邪魔では?と思ってしまいます。
蔵書閣の禁室が素敵。
これもセットとして建てたのだとしたら凄い。
そして着替えた魏嬰の衣が素敵です。
黒の外衣に赤の中衣が多い魏嬰ですが、白の中衣が姑蘇藍氏っぽくてキリッとして良く似合っています。
きっと藍湛の見立てですね。
というか中衣は藍湛のものを着ているとか?
少し襟元が余っていますものね。
そう考えるとまた何とも言えない気持ちになります。
それにしても魏嬰にはぬばたまのような黒の衣が似合います。
陳情令は衣装がどれも素敵。
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