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陳情令50話。
とりあえずラストのみ。
そうか、それが含光君が選んだ道なのか……。
魏嬰、既に泣いているじゃないですか。
物憂げな藍湛が美しい。
魏嬰と共に行きたい。
でもそれは自分が今選ぶ道ではない。
そんな想いがひしひしと伝わってきます。
そして魏嬰も藍湛が選んだ道を全うして欲しいと思っていて、それが藍湛の為にならないのであれば一緒にいることが今選ぶ道ではないということを理解しているからこその別離なのでしょうね。
そんなラストシーン。
中国版と日本版では入れ替えているということですが、何で入れ替えたのでしょうね。
ブルーレイに入っていた中国版では藍湛に魏嬰と呼ばれて振り返るシーンがラストになっていますが、そちらの方が余韻が残って良かったです。
日本版は一旦別々の道を行くものの再会して雲深不知処で幸せに暮らしている忘羨ということですよね。
勿論これはこれで幸せな感じで良いのですが、再会シーンがラストの方が私は良かったかなと思います。
入れ替えただけあってちょっと違和感を感じてしまうのですよね。
林の中のシーンは観音廟直後、傷を癒やす為に深雲不知処に1度帰って、山頂の別れのシーンはまた別日、名前を呼ばれて振り向くシーンもまた別日。
衣装が違うので時系列はこうなりますね。
振り向くシーンは別れからそのままの繋がりなので一瞬、あれ?気が変わってやっぱり迎えに来たの?となりました。
これは中国版でも同じですがまだちょっとマシ。
もう少しこの間に時間があるともっと良かったのですが。
ただやっぱり振り向いた笑顔がラストの方が自然かなと思います。
旅を終えて藍湛に会いたくなって姑蘇に戻った魏嬰を藍湛が迎えに来てくれるなんてとても素敵ですし、再会後の2人を想像する方が楽しくて幸せ。
夢がある終わり方だと思います。
藍湛のあの声で魏嬰。
イヤホンで聞きたい。
でもどちらにしても素敵なラストです。
魏嬰と共にいたいという己の欲より天灯の誓いを全うすることを選択した藍湛。
それもひいては魏嬰の為。
仙督となり、誓いを全うして魏嬰を迎えられる男になれたという自負をもって魏嬰を迎えに行く。
本当に素敵だなと思います。
藍湛の声に振り向いて泣き出す寸前のような魏嬰の顔がまた何とも切ない。
太陽のような満面の笑みではないのが好きです。
会いたくて会いたくて万感の想いで姑蘇に帰って来た魏嬰の感情を見事に表していると思います。
きっと長い間2人で静かに見つめ合って、その後は衝動のままに魏嬰が藍湛に抱きついてきつく抱き合うのでしょうね。
藍湛から抱き締めるのでも良い。
あの見事な景色の中で抱擁し合う2人の姿が目に浮かびます。
勿論、知己の抱擁。
それ以上でもそれ以下でもないのが理想。
俯瞰で2人からだんだんと遠ざかるそんなラストでも良かったのかもしれません。
でもこうやって想像出来るあの終わり方で良いのでしょう(中国版)
私はやっぱり2人の絆や心のありようを丁寧に描いた陳情令のほうが原作より好きだなと思います。
原作のようなBLドラマだったら多分ここまで人気も出ないでしょうし私もハマらなかったと思います。
原作が好きならそういう2人を想像出来る匂わせもたくさん散りばめられているし、そういうことを抜きで見ることも出来るのがヒットした理由でしょう。
改めて素敵なドラマに出会えて良かったです。
2ヶ月半、毎日が本当に潤っていました。
自分以外の仕事がクソ忙し過ぎて陳情令がなかったら荒みきっていたといたと思います。
昨日はブルーレイ特典映像、今日はスペシャルドキュメンタリーを見てまた泣いていました。
メイキングとか大好きです。
わちゃわちゃしているのも可愛いし、苦労して努力している姿を見るのもぐっときます。
スピンオフを見たら2周目に入ります。
まずは生魂から。
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