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目玉焼きを未だに失敗する主婦が何処にいる、って、此処にいるんですねえ(笑)
今日の目玉焼きは…何だろう、いっそ前衛的?(笑)

そんなこんなでこんばんは。
2個で100円のコロッケを見つけて上機嫌で帰ってきた私です。
激安バンザイ。
そして家に着いてまたバンザイ。
だって家に着いたのが19時!
スバラシイこのキセキ。
たまには早く帰ってやるぜ!と思い切って帰ってきてしまいました。
毎日これくらい早く帰ってこられたらいいんですけどね。
読みきれていない戦利品を読んで、そしてちまっと原稿をやれたらなあと思いつつ、23時には夢の中に10000ギル。
最近睡魔が強烈過ぎてどうしようもありません。
昨日はやたら夜が長かったような気がします。
そんなわけで今日もきっとすぐに夢の中だと思います。
毎日寝るのが朝の4時で普通に仕事に行っていた数年前が懐かしいです。

携帯の中に打ちかけの文を発見。
何か勿体無いので中途半端にUPします。
ムクヒバ+ディノヒバの3Pにしようと思っていた話の冒頭です。
10年後設定、舞台はイタリア。
真っ青に澄み渡った空と青い海と白い家並みと。
そんな景色を思い浮かべて打っていたお話です。
昔なら1週間どころか24時間くらいで上げられたお話だと思います。
なんだかんだでこれも書きたかったんだけどなあ…。

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どこまでも真っ青なアドリア海を横目に、ボローニャペスカーラ線A14を走るフェラーリの助手席に乗った雲雀は、今日何度目かしれない溜め息を零していた。
もう幾度訪れたかもわからないこの地は、相変わらず空も海も、どこもかしこも青が眩しい。
来るつもりなど無かった。
だがそれでも、いつものように雄弁に甘い口説き文句を並べる男の誘いを断ることも出来ずに、こうして今彼の隣に座っている。
もう何度目かもしれない溜め息は、むしろそんな自分自身に向けられたものだった。
-----ほだされている。
甚だ不本意ではあるが、それでもいつの間にか、無下にその誘いを断ることが出来ない程にこの男の存在を受け入れかけている自分がいることは確かだ。
「昨日までは珍しく雨が降ってたから、今日は晴れてよかったぜ」
そんななんでもないことも甘ったるい口調で言う男の横顔を、雲雀は盗み見るように流した視線で見つめた。
緩やかにカーブを切るハンドルに置かれた、男らしい骨ばった長い指の大きな手はどこか余裕さえ感じられる程で、実際、その運転ぶりは、フィレンツェから此処までの長い道のりを快適に感じさせる程だった。
おまけに車中には自分と男の二人しかいない。
とても、部下が同乗しなければ生きた心地がしなかった数年前と同じ人間がの運転しているとは思えず、俄かには信じ難いことだった。
顔を合わせ、誘われた車中に彼の姿しかないのを見てとった時には頑なに拒んだことが馬鹿馬鹿しく思える程だ。
勿論雲雀とて人並みに出来ないわけではないが、それでも普段は人任せで殆どハンドルを握ることのない自分よりも上手いのではないかと認めずにはいられない。
初春の風をいっぱいに開いた窓から受けて金髪を靡かせるその姿は驚く程に堂々として、大人の男の魅力に満ち溢れていた。
-----憎たらしい。
ネクタイこそ締めていないが、今日のディーノの出で立ちはあまり見慣れていない黒のスーツ姿で、普段のカジュアルな服装とは違うせいでまるで別人のようだった。
僅かに光沢のある上質な生地に随所に遊びを施した縫製のそれはノーブルになりすぎず、けれど決して派手でもなく、華やかな彼の顔立ちを程よく引き立ててよく似合っていた。
シャツは第二ボタンまで外されて、惜し気もなく青い血管が編み目のように透ける首元を晒している。
体質的に日に焼けることのない自分とは違う、混じり気のない肌の白さは、彼が異国の人間であることを思い出させるのに充分だった。
細身ながらも決して貧弱さを感じさせない厚い胸板など、まさにこの国の男のそれだ。
触れると感じる高い体温も、自分とは違う。
-----何を考えている。
まるで無意識の内に考えていたことを振り切るように、雲雀は向けていた視線を車窓の外へと移した。
だがよく磨かれたスモークシールドのガラスに映る自分の姿をそこに捉えると、再びその視線を泳がせてしまう。
らしからぬ表情は、まるで何かに飢えているかのようだった。
それが何かなど考えるまでも無い。
だからこそ今自分は此処にいて、そしてこの男の纏う甘い空気をどこかで心地よいと思っているのだ。
「なんだ?さっきからじっと見て。なんかついてるか?」
視線を感じたのか、横目でディーノがそう問いかける。
「別に」
だが素っ気無く返すと、「そうか」と穏やかな笑みを浮かべて一つ頷くだけで、また視線は前へと戻ってしまった。
それとも俺に見惚れてるのか?
以前なら決まって口にしていたそんな軽口さえきかないことに、どこか寂しささえ感じる自分をらしくないと思う。
そんならしくない自分に辟易しつつ、雲雀はディーノとは反対側の窓の外へと視線を向けながら、おもむろにその理由を口にした。
「あなたがそんな恰好してるなんて珍しいから見ていただけ」
「そうか?最近は割とこんな感じだぜ。人と会う機会が多いから、ロマーリオがちゃんとしろってうるさくてかなわねえ。堅苦しくて好きじゃねえんだけどな」
途端に破顔したその顔に、いつもと違う服を纏いながら、けれどいつもと変わらない口調にどこかで安堵する。
結局、絆されているのだろう。

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骸のことが忘れられず、それでも10年もの間自分の前に姿を見せない男に痺れを切らし、甘い言葉を吐き続けるディーノに絆されてとうとう一線を越えてしまうところに骸が現れて3P。
ディーノに絆されていたのも事実なんだけど、ディーノとヤろうとすればいい加減骸も出てくるだろうという雲雀の策略だったりとかそんなんだったりするお話でした。
それにしても何だって10年後ディーノはあんなにエロくさいんだろうか(笑)
あんなフェロモンだだ漏れのくせに、声だけやたら爽やかってのが許せません…ギャップ萌えってやつかっ!(笑)
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