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双騎出陣、1部のお芝居は賛否両論あるのですね。
確かに今までの刀ミュとは全く違って、分かりやすく髭切、膝丸というキャラとしての登場ではないですからね。
劇中劇になるわけですが、なるほど、まあ確かにそれはそうだと思います。
兄弟以外の役者さんに対しての批判もあるようですが、加納さんは語り部として出ているわけでだいぶ出番は多かったですし、今までの刀ミュではキャラ以外でもそれなりに若い人でしたからね。
おっさんを見に来ているわけじゃないと言いたくなる気持ちも分からないではないですが、しかし個人的にあのお芝居を見てそういう感想になってしまうのはとても勿体無いなと思います。
冒頭の一気に引き込まれるような暗く怪しい歌とか、2部の源氏兄弟の衣装替えの間での桜吹雪の中での舞とか、古典芸能に興味が無ければそうそう観ることが出来ないものですし、こんなところで観ることが出来て新しい世界に触れられて良かったと、せっかくなのだからそう感じられたら良いのにと私は思います。
2.5次元というジャンルに狂言や歌舞伎の要素を組み込んで、斬新で新しい刀ミュの世界になっていたのがとても面白いと感じたのですけどね。
刀ミュでやる必要があったのかという意見もあるようですが、遡行軍と戦うだけが歴史を守ることではなく、刀剣乱舞のコンセプトでもある語り部の「物が語る故、物語」という言葉通り、語ることで歴史を伝えていく、守っていくという意味では今回のお芝居は刀剣乱舞の世界観に沿ったものだったのではないかと思います。
実際に曽我物語を知らなかった私のような人間がこうして一つ歴史を知ることが出来たわけですから。
個人的には今までの刀ミュを見ていないので、寧ろ今回のようなお芝居の方が入りやすかったですし楽しめました。
2.5次元というと正直ちょっと今の年齢の私には子供っぽさが否めなかったのですが、こういうお芝居をやってくれるなら堂々と観に行けるという感じもあります。
まあそうは言っても、兄弟が童になった時は正直何を観に来たのだっけ?と思わなくもなかったですけど。
ただそんなことを感じなくなるくらいにあっという間にお話に引き込まれていきましたので、個人的には1部の方が好きだったりもします。
キラキラ歌って踊る源氏兄弟が見たかっただけの人には受け入れられないかもしれませんが、それならそれで次は観なければ良いだけですからね。
あの膝丸がくそ真面目に童を演じたと思うとそれはそれで面白いものです。
そして最後まで2部のMCで童をやらなかった兄者も兄者らしい。
因みに私が見た回は、「あっちでもやってよ」と兄者に言われて上手側で無邪気な童をわーいわーいと跳び跳ねて演じてくれた膝丸が、やらせておきながら階段に座って全く見ていない兄者を振り返って詰め寄り「兄者?」「兄者……?」「兄者、止めてくれ」と言っていたものでした。
日替わりネタはここだけのようですね。
うーん、それにしても批判するのは勿体無いなあ。
でも自分が若い頃だったらそう感じていたのかしら。
だんだん間口が拡がって固執した拘りなんかもなくなっているもので、よほどのことが無い限りは大概受け入れられるような気がします。
そもそも刀剣乱舞の世界にそこまでどっぷりというわけではないですからね。
好きですけどまだまだ新参ものですし、ただ純粋に世界観を楽しんでいるだけですから。
寧ろもっと面白いものを見せて欲しいと思います。
双騎出陣に関してはいろいろ深く掘り下げて考察を書いている方が沢山いるのでそういうのを読んでみるのも面白いかもしれません。
よくそこまで調べているな、考えているなと驚きましたが、なるほどそういう見方や解釈の仕方があるのかとなかなか興味深く読みました。
私はそこまで深く考えずにただ純粋に楽しんだだけですが、いろいろな方の源氏兄弟への愛を感じられて面白かったです。
いろいろな解釈を通じて補完された感じがしました。
見ていたけど忘れていることも多いので、冒頭の人形姿に髭切と膝丸と名が記された札があったと読んで、そうそうそうだった、やはりあれは紛れもなく髭切と膝丸が演じた曽我物語だったとのだと改めて感じることが出来ました。
つはものを知らない私ですが、つはものと繋げて見ている方もいるようで、なるほどそんなくだりがあったのかといろいろ興味深かったです。
2部でもソロはなく常に2人で登場していましたが、髭切と膝丸の二振一具を汲んだものだと考えれば、衣装替えの間の加納さんの舞も意味ある演出だったのだと自ずと分かります。
単純に批判するのは簡単ですけど、せっかくなのだからこんなふうにいろいろ解釈してみる方が面白いのではないかなと思うのですけどね。
批判するだけなんて勿体無いです。
刀剣乱舞にハマってから刀剣は勿論、あまりに日本史に疎いので簡単に学べる日本史の本を買ってみたりと、いつもの如くいろいろと楽しんでいますが、双騎出陣を機に曽我物語も読んでみたいなと思いました。
こうやって派生していろいろなものに興味を持って拡げていくのもオタクならではの楽しみだと思います。
うーん、早くまた双騎出陣を見たい。
こういう映像は基本的に何度も繰り返し見たい方ですし、まだまだじっくり見られていないところが沢山あるのでディレイ配信が楽しみです。
そして早くブルーレイを大画面テレビで見たい。
ところで三浦くんは写真で目を瞑ってしまうタイプなのでしょうか。
いろいろな方のツイッタの写真で高確率で目を瞑っているのでちょっと笑ってしまいました。
そして我ながらいちいち感想が長い。

写真は船橋屋のあんみつと豆かん。
季節の桃あんみつがとても美味しかったです。
白あんに白みつでさっぱり。
もちもちの白玉も堪りません♪
しかしパンやら甘いものもそろそろやめなければ。
さすがに3連休で肥えてしまったので、膝丸のお腹と腕を目指したいと思います。


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